夏休みの企画として、三島町教育委員会の協力のもと自然エネルギーについての学べるちびっ子スクールを開催しました。
今回は隣の柳津町にあります、「柳津西山地熱発電所」の見学と発電所の近くにある、「西山ブルーベリー園」での摘み取り体験を実施しました。子供と大人で総勢20名の参加でした。
西山地熱発電所は、1995年より運用された比較的新しい施設で現在3万kwの発電量のエネルギーを生産しています(当初は6万5千kwの発電で日本で最大級でした)。とても大きな施設がすぐ近くにあるにも関わらず、研究会としても見学したことがなく、ぜひとも地元の子供たちに知ってほしいと思い企画いたしました。
また、にしやまブルーベリー園の金子勝之さんは無農薬・有機堆肥にこだわり安心安全を心がけて栽培しています。そばまで行ってとても美味しい果実を食べないで帰るのはとても惜しいことなので、ブルーベリー摘みも企画に入れました。
地熱発電所にはPR館があり、遊びながら学べる施設となっています。今回は、職員の方が丁寧に説明をしてくださいました。地下深く1500m~2600mに21本も管が入っていることを皆驚いていました。そして、管を掘ることも大変さや維持管理の大切さなどについても聞くことができ子供たちもエネルギーの大切さが理解できたと思います。
施設内の見学では、見ることのできない集中管理室や発電タービンのそばまで案内してくださり子供たちだけではなく大人も楽しんでいました。
地域のある資源や文化など、身近にて知っているようで何もわかっていなかったということがよくあります。知る機会をつくるのが私たちのしごと。知恵や魅力をを少しでも知ることで、自分がいるところに誇りを持ってもらえればと思っています。
次は、もっとそばにある宮下ダムの見学ができればと策を練っています。
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