ハイブリット街路灯設置

1. 趣旨

福島県の大きな目標は、県内のエネルギー供給を100%再生可能エネルギーに求めることであります。また、三島町においても再生可能エネルギーの利活用は大きなテーマの一つになっております。

そのような中で、逢坂卓郎筑波大学特命教授による「光の展覧会」が企画された折に三島町としてもこれに協力することになり、大谷・川井両地区とみしま自然エネルギー研究会が協働しました。この活動は平成26(2014)年、平成27(2015)年と継続し、平成28(2016)年には三島町内の宿泊交流施設「Guesthouse ソコカシコ」のソーラー照明の提案という形で成果を見ました。地域の自律・自助的活動に将来の可能性を見据えた大学と企業が賛同し、共同研究者として参加する状況を生み出しております。

地域住民と外部の専門知識技術集団が協働するこのような動きは、他の地域でも既に始まっておりますが、三島町がエネルギー問題にも取り組みつつ中山間地域の可能性を切り拓く新しい町のモデルとなり得るものと確信しております。

この企画は、既存の電力網に束縛されない地域資源の有効利用という観点から、再生可能エネルギーによるエネルギー自給と省エネルギーを目指す取り組みとなり、同時に中央が求める災害時の地域の自己再生力(復興力)の養成への具体的な対応の一つにもなり得るものです。

 

2. 目的

太陽光発電と小水力発電を組み合わせた太陽光・小水力ハイブリッド街路灯の運用試験を行い、太陽光発電と小水力発電それぞれの長所を生かし、短所を補う、汎用性のある独立型の街路灯開発のためのデータを収集し解析を行います。

 

3. 実施内容

三島町大字大谷地区に太陽光・小水力ハイブリッド街路灯を、同地近傍の中際水路内にNPO法人会津みしま自然エネルギー研究会が製作した小水力発電機を設置して夜間のLED街路灯の点灯試験をします。

点灯試験においては、太陽電池による発電量、小水力発電機による発電量、LEDの消費電力等のデータを収集し、オンラインで筑波大学へ送ります。データの蓄積・解析とシステム開発を筑波大学が行います。