2019年8月17日 未来を担う子どもたちのエネルギー学習会
研究会と三島町公民館の共催で、子供たち・住民向けに発電所見学を実施いたしました。
今回は、隣町金山町にある揚水式発電所「第二沼沢発電所」へ行きました。
参加者30名(子ども5名)です。
沼沢発電所について
最初の発電施設は昭和27年(1952)に「沼沢沼発電所」として運転開始されました。
沼沢沼を上池、宮下ダム貯水池を下池とする揚水発電所で
建設当時は揚水式では東洋一の規模でした(出力43,700kw)
昭和57年(1982)に現在の「第二沼沢発電所」が完成しました。
10倍以上の規模の460,000kwの発電施設です。
揚水式発電は火力発電所などとバランスをとりながら利用されます。
電気消費時間少ないときに、ポンプを使って上池に汲み上げ、
電力消費量が増えると発電します。
当時は深夜電力を使って、汲み上げを行っていたようですが、
最近は日中、太陽光発電の電力供給が増大することに伴い、
バランスをとる役割を果たしていると教えてくださいました。
施設内見学について
セキュリティー情内部の写真は公開できせんので、ご理解ください。
施設は、地下建設されています。内部は、非常に広くまるで大きな体育館のようでした。
初めにDVDを使って発電施設に概要を勉強しました。
その後、約60分間施設内を見学いたしました。内部は4階建て?になっており、
地下とは思えませんでした。
見学が終了後、参加者で研究会お手製の沼沢カレーを堪能しました。