### **【開催レポート】三島町の自然エネルギーを考える会**
2022年1月19日、三島町町民センターにて「三島町の自然エネルギーを考える会」が開催されました。この会は、持続可能な地域を目指し、福島県や三島町の自然エネルギーに関する取り組みについて学ぶためのものです。
#### **講演と活発な質疑応答**
当日は24名が参加し、福島県エネルギー課の石井郷喜氏による「福島県が目指す再生可能エネルギー」と、三島町地域政策課による「三島町の自然エネルギーの方向性」についての講演が行われました。参加者からは多くの質問が寄せられ、関心の高さがうかがえました。
#### **今後の展望:地域でのエネルギー活用と広域連携**
後日行われた振り返り会では、今後の重要なテーマとして以下の点が議論されました。
* **地域マイクログリッドの実現**:FIT制度から市場原理に基づくFIP制度へ移行する中で、小規模な発電所が不利にならないよう、**地域で作った電気を地域で使う仕組み**を考える必要性が指摘されました。
* **奥会津という広域での連携**:エネルギー問題は三島町単独での解決が難しく、観光など他の分野と同様に、**奥会津5町村といった広い視点で物事を考えていく**重要性が共有されました。
* **エネルギーの多様な選択肢**:電力だけでなく、山の木を活用した「木質ガス」など、**ガスエネルギー**の可能性についても話し合われました。
今回の会をきっかけに、今後も継続して学びを深めていくことが確認されました。地域の未来を自分たちの手で創っていくための、重要な一歩となりました。
